◆生活習慣病(高血圧・高脂血症・糖尿病など)
高血圧・高脂血症・糖尿病をはじめとした生活習慣病は、その名の通り常日頃の食生活や運動習慣、喫煙や飲酒、しっかりとした休養の有無など生活習慣全般に関わる病気です。国で定められた「療養計画書」を用いて、患者さんお一人お一人の状況を確認しながら症状の改善へつながるようなサポートを継続して行っています。
適切にコントロールすることで、動脈硬化の予防といった健康寿命の延長にも効果が期待できる場合があります。まずはお気軽にご相談ください。
◆健康診断の二次受診
当院または他院や健康管理センター等で受けた健康診断の結果で、診察や再検査など二次受診が必要となった場合はお気軽にご相談ください。受診の際は、健診結果と保険証をお持ちください。
※医療器機の共同利用:診察の結果、CT検査やMRI検査、大腸内視鏡検査が必要な場合は、他院での検査を紹介させていただきます。
◆胃カメラ(胃内視鏡検査)・
エコー(超音波検査)
当院では経験豊かな日本内視鏡学会専門医による胃カメラ(胃内視鏡検査)と、
最新機器を導入したエコー(超音波検査)で多くの患者さんにご信頼をいただいています。
⇒胃カメラ(胃内視鏡検査)について
⇒エコー(超音波検査)
◆そのほかの検査
・レントゲン(X線)
胸部のほか全身のレントゲン検査が可能です。健康診断における胸部レントゲン検査では、肺結核や肺炎などの肺の炎症や、肺がんなどの呼吸器の病気の発見、大動脈の異常や心不全などの循環器の病気の発見にも役立てることができます。
・心電図
心電図検査は心臓の電気的な活動を波形として記録し、心臓の状態を把握する検査です。心電図検査による異常の場合は心疾患が疑われる可能性がありますので、必ず精密検査を受けましょう。当院でも精密検査を実施しています。
・血液
血液検査によって分かる主な病気は、貧血、肝臓の異常、腎臓の異常、脂質異常症、糖尿病などです。関連する病気は項目によって異なりますので、詳しくは医師にご相談ください。
・尿
尿中のたんぱく質や糖、潜血などを調べることで、さまざまな病気やその兆候を知ることができます。尿中のたんぱくは腎臓の病気、潜血は結石や腎炎等、糖は糖尿病関連、ウロビリノーゲンは肝臓の病気の可能性があります。その日のうちに結果も分かります。
・便
2日分の便検体で判定しますが、便秘症の方などは事前にご相談ください。一般的な検診での「便検査」は、便に血が混じっているかを調べる「便潜血検査」です。便検査の結果そのもので大腸がんを正確に診断できるものではありませんが、大腸の病気を発見する手がかりになります。
※設備の都合により「大腸内視鏡検査(大腸カメラ)」は実施しておりません。
・ヘリコバクターピロリ菌
ヘリコバクターピロリ菌の検査には複数の方法がありますが、当院では以下の方法を行っています。
①胃内視鏡(胃カメラ)で、胃の組織を調べる方法
②尿素を含んだ検査薬を飲んでいただき、内服前後の呼気(吐く息)を調べる方法
③血液で抗体を調べる方法